もしもの時に「助けて」と言えない現実
総務省のデータによると、110番通報のほとんどは携帯電話からなんだって。つまり、スマホがないと、緊急時に警察や救急車を呼ぶことすら難しいということだね。この調査では、携帯電話を持てなかった人の約6割が「110番や119番に通報できない不安」を感じていて、なんと約3割の人が実際に「助けが必要な場面で通報できず困った経験」があるという結果が出たんだ。

これは「孤立死」という最悪の事態になる前の、まさに「命の危機」を示すサインだよね。
どこに相談したらいいか分からない、という孤独
さらに、携帯電話を持てなくなった時、「どこに相談したらいいか分からなかった」と答えた人が約4割もいたんだ。行政の窓口(市役所など)を相談先として考えた人は約2割にとどまっているよ。

スマホがあれば、すぐに相談先を検索したり、電話をかけたりできるけど、それができないと、どんな制度があるのか、どこに行けば助けてもらえるのか、情報にたどり着くことすら難しいんだ。これは、誰にも気づかれずに孤立してしまうプロセスに直結してしまうのかもしれない。
生きる意欲すら奪われる「通信の断絶」
通信手段がないことによる「孤独感」は、単なる不便さを超えて、人の心に大きな影響を与えることも分かったよ。なんと、約75%もの人が、通信がないことで「就職活動などの意欲を妨げられた」と感じているんだ。
自由回答の中には「生きている実感さえ消えた」「このまま人生が終わると思った」という声もあったんだから、通信の断絶が「生きる気力」まで奪ってしまう深刻な問題だということがわかるね。
通信は「生きるためのインフラ」
この調査結果から、携帯電話のような通信手段は、ただの便利なツールではなく、緊急時に助けを呼んだり、必要な情報を得たり、社会とつながって生きるための大切な「インフラ」なんだと改めて感じさせられるね。
行政のデジタル化が進む中で、通信手段を持てない人々は、その支援の網からもこぼれ落ちてしまう可能性がある。だからこそ、通信手段を提供することは、困っている人を助けるだけでなく、孤立死のリスクを減らし、社会全体のコストを削減することにもつながる、重要な投資なんだ。
内閣府の調査でも「孤立死」は年間2万人を超えると推計されているけど、その多くは発見後の数字にすぎないそうだ(※1)。
※1 「孤立死者数の推計方法等について」
https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/wg/r6/pdf/houkokusyo.pdf
通信に困っている人たちが、もう一度社会とつながり、人生を再スタートできるような社会をみんなで作っていけたら嬉しいな。もし周りに困っている人がいたら、一緒に解決策を探す手助けをしてあげようよ。小さな一歩が、誰かの大きな助けになるはずだから。


