不安な気持ち、わかるよ。へラルボニーとサンカクシャが若者の「働く一歩」をサポート

フリーター

「働きたい」気持ちはあるのに、一歩が踏み出せない若者たち

特定非営利活動法人サンカクシャは、15歳から25歳の若者たちが孤立せずに、自立へと進めるように「居場所」「住まい」「仕事」の3つの面からサポートしている団体なんだ。

最近、「トー横キッズ」とか「闇バイト」といった言葉を耳にすることが増えて、困っている若者たちの存在が少しずつ見えてきたよね。サンカクシャが2025年5月に調べたところによると、つながりのある若者たちの約8割が「働きたい」と思っているんだって。でも、約6割が「人間関係への不安」を理由に、なかなか就職に踏み出せないでいることがわかったんだ。

「働く意欲はあるけど、経験が少なくて自信がない…」
「信頼できる大人との出会いが少なくて、職場でうまく話せるか不安…」

こんな声を聞くと、胸が締め付けられるよね。だからサンカクシャは、いきなり就職するんじゃなくて、その手前の「就労準備」っていう段階を、もっと丁寧に支える必要があると感じて、若者たちが安心して「働く一歩目」に挑戦できる機会を作ろうとしているんだ。

企業とのコラボで「仕事の現場」を体験

そんな中、今回、株式会社へラルボニーとのコラボレーションが実現したんだ。へラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、障害のある作家のアート作品を活かして、新しい文化を生み出している会社なんだよ。彼らが展開している社員研修プログラム「HERALBONY ACADEMY」で使う研修ツールの制作を、サンカクシャの若者たちが担当することになったんだ。

研修ツールの制作について説明を受ける若者たち

制作が始まる前に、へラルボニーの担当者さんが、サンカクシャが運営する「サンカクスクエア」に来てくれたんだ。2025年10月と11月に2回にわたって、研修の内容や、そこに込められた想いを直接若者たちに伝えてくれたり、交流会を開いてくれたりしたんだよ。

若者たちは、普段なかなか接する機会のない企業の人から直接話を聞きながら、真剣に研修ツールの制作に取り組んだんだ。慣れない作業に戸惑うこともあったみたいだけど、最後まで責任を持ってやり遂げたんだって。そして、この仕事に対して、きちんとお給料も支払われたんだ。

研修ツールを制作する若者たち

「大変だったけど、楽しかった」— 若者の声

制作に参加した若者たちからは、こんな声が届いているよ。

  • 「思っていたより大変な作業だったけど、楽しく取り組めた」

  • 「もしかしたら、自分はこういう作業が得意なのかもしれないと思えた」

  • 「この制作物がどんなふうに研修で使われるのか、今から楽しみ」

これらの声を聞くと、「誰かの役に立つ仕事」として社会とつながっているって実感できたんだなって、私も嬉しくなるよ。単なる作業じゃなくて、ちゃんと意味のある仕事として、若者たちの心に響いたんだね。

共通の想いから生まれたコラボレーション

へラルボニーは障害のある人の社会参画を、サンカクシャは孤立しがちな若者の社会参画を支援している。立場は違うけど、「誰もが社会の一員として、自分の役割を持って、価値を発揮できる場所を作りたい」っていう共通の強い想いがあったから、今回のコラボが実現したんだ。

共同作業の様子

この取り組みを通じて、若者たちは「働くってこういうことなんだ」っていう具体的なイメージを持つことができたし、企業側も「こんな可能性を秘めた若者たちがいるんだ」って、新しい発見があったんじゃないかな。

若者の就労支援の「新しいモデル」を目指して

サンカクシャは、2025年7月から、若者の就労準備を支える新しい拠点「サンカクスクエア」を本格的に始動させているんだ。

サンカクスクエアのイメージ

ここでは、サンカクシャのスタッフだけじゃなくて、地域の人たちや企業とも連携して、若者たちが安心して、少しずつ「働く自信」を育てられる場所作りを進めているんだよ。単発の仕事の機会だけじゃなくて、若者を応援する経済の仕組みそのものを作ろうとしているんだ。

生活や住む場所に困って、SNSで情報を探す中で、残念ながら「闇バイト」のような危険な道につながってしまう若者もいるのが現実だよね。その背景には、「安心して働いた経験」や「信頼できる大人・仕事との出会い」が極端に少ないっていう問題があるんだ。

サンカクシャは、この状況を変えようと、若者の「働く一歩」を支える「若者応援経済圏」っていうものを考えているんだって。企業や地域と協力しながら、若者が安心できる環境で仕事に関わって、経験を積んで、ちゃんとしたお給料をもらうことで、次の挑戦につながる土台を作ろうとしているんだ。今回のへラルボニーとの協力も、その大きな一歩なんだね。

サンカクシャはこれからも、企業や地域、行政と手を組んで、若者たちが社会の一員として、自分の力を発揮できる機会をどんどん広げていくとのことだよ。

もし、今「働く」ことに対して不安を抱えていたり、なかなか一歩が踏み出せなかったりする人がいたら、サンカクシャのような場所があることを思い出してほしいな。まずは生活やお金のこと、将来のことなど、誰かに話してみるだけでも、きっと少しは気持ちが楽になるはずだよ。そこから、ゆるく「働く」ことにつながる道も見えてくるかもしれないね。

特定非営利活動法人サンカクシャについて

サンカクシャは、親や身近な大人を頼れない15〜25歳の若者たちが孤立することなく、自立への一歩を踏み出せるよう支援する団体です。「居場所」「住まい」「仕事」の3つの柱で若者をサポートしています。

株式会社へラルボニーについて

「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニーです。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、持続可能なビジネスモデルを構築しています。

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